極上の瞬間
先日、都会を離れ自然がいっぱいの海の近くに行ってきました。
特に想像していたわけではないのですが、木々が豊かにゆれ、風や海の音が心地よく響く中に身を置くとそれだけでとても解放された気分になります。
最高だったのは、そんな海の近くの小さな森の中で瞑想をしたこと。
瞑想といっても仰向けになって木と木の間の光を眺め、揺れる葉を眺め、
また不安定だった空から時折落ちてくる細かい雨を感じただけ。
ただそれだけのことですが、この美しさ、豊かさは言葉にすることができません。
じっとしていると、体がなくなったように感じられ、この自分という肉体もただ自然の中の一つの生命に過ぎないという感じがしてきます。
人が、すべての頂点にいると思っていることは間違いで、ただ一部だ、と感じたとき、この溶け合った感じはどんな地上の贅沢にも及ばないものとなります。
ぜひそんな風に自然を感じてみていただきたいです。